<全国高校野球選手権:早実4-3駒大苫小牧=再試合>
◇21日◇決勝・引き分け再試合
全身全霊のフルスイングだった。1点差に詰め寄った9回表2死走者なし。打席の駒苫・田中は早実のエース斎藤に「男と男」「力と力」の勝負を挑んだ。ファウルで2球粘った7球目。144キロの直球に、銀色のバットが空を切った。
聖地に響くサイレンが最後の夏の終わりを告げた。「自分のスイングができました。見逃しじゃなく、空振り三振で悔いはありません」。マウンド上でNO・1ポーズを掲げる早実ナインに背を向け、ゆっくりとダッグアウトに向かい、静かにバットを置いた。最後まで涙は見せなかった。
1回裏2死一、二塁のピンチに先発菊地翔太(2年)からマウンドを引き継いだ。2回、6回、7回と1点ずつ失った。「相手の方が一枚上でした」。最後の夏でNO・1投手の座を斎藤に譲った。
以上、Yahooニュースより引用。
感想
本当にいい試合でした。
甲子園の暦に残るでしょうね、この試合は。